JR横浜駅で撮り鉄が発した「階段ビクビク6丁目」という言葉に注目が集まっています。
ネット上では「階段ビクビク6丁目」が池袋のナンジャタウンのアトラクションではないかという噂もでましたが、これはデマということがわかっています。
そこで今回は「階段ビクビク6丁目」がなぜナンジャタウンにあると言われたのか、そして本当の意味についてご紹介します。
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【階段ビクビク6丁目】本当の意味4選!
「階段ビクビク6丁目」とはどんな意味があるのでしょうか。
ネット上では階段ビクビク6丁目の本当の意味として、4つの言葉がピックアップされていました。
- 「天神橋筋六丁目」
- 「皆実町六丁目駅」
- 「萱町六丁目駅」
- 「谷町六丁目駅」
「階段ビクビク6丁目」はこちらの4つどれかの意味ではないかと言われています。
どれも駅名だし、聞き間違えだったのかな?
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう!
意味その①:「天神橋筋六丁目」
まず1つ目の意味は「天神橋筋六丁目」です。
天神橋筋六丁目という駅は大阪メトロの駅名の1つです。
堺筋線と谷町線、そして阪急の千里戦が交差する駅で乗り換え地点の駅となります。
複数の線が入り乱れる駅ということで、ネット上からは階段が結構長くて足がビクビクするからでは?と言われています。
乗り換え地点の駅って階段長くて足疲れてビクビクなるよね笑
また調査したところ、天神橋筋六丁目駅は撮り鉄さんたちがたくさん電車の写真を撮る駅でもあるようで、いわば撮り鉄スポットのようです。
このようなことから、「階段ビクビク6丁目」の意味は「天神橋筋六丁目」で、言葉の聞き間違いである可能性もありますね。
意味その②:「皆実町六丁目駅」
2つめの意味は「皆実町六丁目駅」です。
皆実町六丁目駅は広島県皆実町にある駅で、広島電鉄宇品線・皆実線が乗り入れする路面電車の停留所です。
やはりこちらも乗り換え地点の駅ですが、階段等はなくホームは低床式です。
そのため足がビクビクするような場所ではなさそうですが、「六丁目」という部分から候補に挙がったようです。
意味その③:「萱町六丁目駅」
3つめの意味は「萱町六丁目駅」です。
萱町六丁目駅は愛媛県松山市萱町六丁目にある伊予鉄道北選の駅です。
こちらも皆実町六丁目駅同様低床式の駅となっていて、階段はありませんでした。
そのためやはり足がビクビクするような要素もない駅であるため、「六丁目」つながりでネット上に候補駅として名前があがっていました。
意味その④:「谷町六丁目駅」
4つめの意味は「谷町六丁目駅」です。
谷町六丁目駅は大阪府大阪市中央区六丁目にある大阪市高速電気軌道の駅です。
谷町六丁目駅は谷町線と長堀鶴見緑地線の2路線が乗り入れる乗り換え駅なので、この駅は階段も複数ありました。
谷町六丁目駅も足がビクビクするような感じなのかな
しかし地図を見たところ、そこまで長い階段ではなさそうなので歩きなれている人であれば足がビクビクするようなこともない階段に思います。
やはりこれも同じく「六丁目」という語呂から「階段ビクビク6丁目」の意味として浮上した駅名のようですね。
【階段ビクビク6丁目】意味がないという声も
階段ビクビク6丁目という言葉には意味はなく、咄嗟に生まれた言葉であるという可能性があります。
たまに語呂合わせが良くて生まれる言葉ってありますよね。
例えば歴史の年号を覚えるときにも「1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府」など、語呂の良さから生まれる言葉が多数存在し知恵ます。
今回の「階段ビクビク6丁目」も特にはっきりとした意味はなく、語呂の良さや言いまわしのリズム感の面白さから生まれた言葉であると言えそうですね!
さらに撮り鉄界隈には「撮り鉄用語」なる言葉も多数存在しており
- ゲバ
- スカ色
- 鉄っちゃんバー
などという普段では聞かないような面白い撮り鉄用語が存在しているようです。
今回の「階段ビクビク6丁目」も、もしかしたらこの撮り鉄用語の中に入るかもしれませんね。
階段ビクビク6丁目はナンジャタウンにある説はデマ!
結論から申し上げますと
ナンジャタウンに「階段ビクビク6丁目」というアトラクションがあるという説はデマです。
なんだか本当にありそうなアトラクション名だけど、なんでナンジャタウンにあるって言われているのかな?
そこでナンジャタウンと階段ビクビク6丁目に関して調べてみました!
階段ビクビク6丁目はナンジャタウンにない!
本当にあったのかな?と一瞬思いますよね。
しかし実際にはナンジャタウンに「階段ビクビク6丁目」というアトラクションはなく
- 福袋七丁目商店街
- 袋小路13丁目
- ゴースト13番街区
という似たような名前のアトラクションが存在していたことが分かりました。
若干語呂も似ているね!
福袋七丁目商店街や袋小路13丁目は現在もあるアトラクションで、ゴースト13番街区は2012年ごろまで運営されていたアトラクションです。
このようなことから駅名同様間違えて「階段ビクビク6丁目」がナンジャタウンにあったと勘違いした可能性が高そうですね。
wikipediaがバグる
11月12日時点でその掲載は削除され今現在見ることは出来ません。
しかしそのYahoo!知恵袋に掲載されているAIの回答でも、「階段ビクビク6丁目」はナンジャタウンにあった体験型アトラクションと記載されていました。
ここで注目なのが、「東京ディズニーランドのナンジャタウンエリア」という箇所です。
東京ディズニーランドのナンジャタウンエリアって何?
そんなエリアは東京ディズニーランドが開園した時から存在してはいません。
ナンジャタウンは東京都池袋にある池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマートビ2階にある屋内型テーマパークです。
どうやらAIが東京ディズニーランドの中にナンジャタウンエリアというエリアがあるとご認識した可能性があるようですね。
このようなAIやwikipediaの誤情報から、階段ビクビク六丁目がナンジャタウンにあるアトラクションという認識が広まったと思われます。
でも語呂合わせからして本当にありそうなアトラクションですよね。
もしあったら一回は挑戦してみたいです。
【階段ビクビク6丁目】流行語大賞にの声!
ネット上ではあまりの言葉の面白さから、階段ビクビク六丁目を今年の流行語大賞にしろ!という要望の声が相次いで上がっていました。
「階段ビクビク6丁目」 ↑これこそ流行語大賞候補やろ
「階段ビクビク6丁目」の意味不明の叫びは何回見ても笑ってまう、あれは俺の中で今年の流行語大賞にしたい位ですわ
階段ビクビク6丁目 もうこれ流行語大賞確定やろ
階段ビクビク6丁目! がめっちゃツボるんやがWWW 今年の流行語大賞コレでいいよWWW
- あまりに意味不明
- インパクトがあって面白い
- 頭の中でリピートする
このように言葉の響きが面白く、頭から離れないリズム感の良さやインパクトのある言葉だったため、今年の流行語大賞にしようという声にまで発展しています。
練りに練った言葉より、パッと出た言葉って面白さが倍増しますよね。
果たして今年の流行語大賞に「階段ビクビク6丁目」が選ばれるのか注目ですね!
【階段ビクビク6丁目】まとめ
今回は撮り鉄から誕生した階段ビクビク六丁目という言葉の意味やナンジャタウンにあるアトラクションはデマということでご紹介しました。
階段ビクビク六丁目には特に意味はなく、言葉の語呂合わせの良さやリズム感の良さから大衆にバズった言葉となりました。
今年の流行語大賞にしろ!という多くの声もネット上に上がっているので、今後どうなるのかも情報を追っていきましょう!